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活躍中の配管匠人インタビュー & 座談会をお届けします。

Interview | 配管匠人 インタビュー

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当たり前のように〝ガスをお使いいただく〟ための仕事は、
社会や暮らしを守る仕事。そこに喜びを感じています。

株式会社恒栄工業 住設事業部 課長(一級管工事施工管理技士) | 本野 健一(もとの・けんいち)

(※掲載情報は2021年3月時点の内容です。)

PROFILE | プロフィール

大学時代に建築を学び、新卒として入社し23年。
現在は、大型マンションなどの新築工事物件でガス配管施工管理などに携わっている。

Interview - 配管匠人インタビュー

工事に携わる企業や職人、
そしてエンドユーザーの皆さんの笑顔のために

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■現場を見てもらうのが一番なんだけど、幅広い分野から新しい技術を吸収しながら、常に進化し続けている仕事です。

かなり年月が経っていますが、学生時代に思い描いていた社会人というのは、スーツを着てネクタイを締めてというイメージでした。ところが、実際に働き始めた会社での仕事、工事の現場は、イメージとは180度異なる世界でした。

当初こそイメージとのギャップに驚きましたが、それでも新築工事に携わることへの喜びを感じながら、仕事を覚えてきたように思います。当時も今も変わらない一番の喜びとは、一つひとつの工事に関わる人たちの笑顔だと思います。

残念ながら新築工事の現場では、そこで暮らすことになるエンドユーザーさんの顔は見えません。その代わりに、工事の元請け企業の監理者、さらには都市ガスや電気を供給する北海道ガスの施工管理者の皆さんの笑顔に出会うことができます。

私の職務としては、現場全体の管理、人員の配置や検査関係の対応など統括的な部分です。人と多く関わる役割につく私だからこそ、こうした「笑顔に出会える仕事の楽しさ」を一人でも多くの人に知ってもらいたいと思います。

 
Interview - 配管匠人インタビュー

エネルギー関連業界での仕事は、
今後大きく変わると思うから

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■「作業服を着てする仕事がカッコいいと思う」だって、充分に「好き」の理由になると思うんですよね。

今後、私たちの仕事の進め方は「大きく変わってくる」と思っています。私が担っている施工管理でも、従来は大きな紙の図面が仕事の中心にありました。図面の確認が必要になった場合は、現場事務所や会社に戻る場合もありました。今思えば、とても非効率でしたよね。

私の会社では、そうした状況の効率化に取り組んでいます。そのため、ペーパーレスの業務も増えてきて、スマートフォンやタブレットなどの携帯端末で、どこからでも即座に図面を確認することができます。これは大きな変化です。

また、ガスなど二酸化炭素を出すエネルギー源は「減らして行こう」という時代の流れもありますね。これもまた、大きな変化を生む流れではありますが、私たちの業界にとって決してネガティブなことだけではないはずです。

「働きやすさ」を実現するツールやスタイルなどを積極的に取り入れていくことはもちろんですが、北海道ガスが取り組んでいるように、ガスと電気、あるいは再生エネルギー活用など、新しい活躍の場へと足場を広げるチャンスだと捉えていければと思うのです。

たとえば、ガス配管工事やマンション新築工事の現場で得た技術、知識は、必ず次のステップへとつながっていくはずです。可能性に満ちた「変化の時代」にガス工事業界へと飛び込んでいただくメリットは「必ずある」と思っています。

 

CORPORATE GUIDE | 配管匠人 所属会社情報

[配管匠人の所属会社]:株式会社恒栄工業

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